西表島3泊|予定を決めすぎなかったら、旅がどんどん面白くなった

西表島のマングローブの川をカヤックで進む様子

波照間島で5泊したあと一度石垣島へ戻り、その日のうちに西表島へ向かいました。

同じ八重山の島。

でも、西表島へ入ってまず感じたのは、

「今までの島と、だいぶ雰囲気が違うな」

ということでした。

波照間島で強く印象に残ったのは、やっぱり海。

一方、西表島で最初に目に入ってきたのは、川やマングローブ、その奥に続く濃い森です。

なんというか、ジャングルっぽい。

東南アジアや南米の密林を連想するような景色でした。

まあ、自分はどちらのジャングルにも行ったことはないんですけどね。

でも、それまで旅してきた宮古島や波照間島とは明らかに違う。

「西表って、海だけじゃなさそうだな」

到着して間もなく、そんなことを感じました。

西表島の川沿いに広がるマングローブと濃い緑の山々

今回の西表島は3泊。

細かな予定は、ほとんど決めていませんでした。

結果的に、それが良かった。

看板を見て急遽立ち寄った由布島。

夜になってから見つけた小さなバー。

自分でネットを探して前日に申し込んだカヤックツアー。

西表産のイノシシを食べた直後に現れた、本物のイノシシ。

そして最後のフェリーまで。

動くたびに、次の出来事が見つかる3泊になりました。

西表島3泊で実際に回った流れ

4月16日
波照間島 → 石垣島 → 西表島 → レンタカー → 由布島 → 宿 → BAR Kotobuki

4月17日
レンタカードライブ → 無人販売の100円冷凍パイン → シュノーケリング → 白浜港 → 白浜そば → 島内ドライブ

4月18日
空風のツアー → カヤック → トレッキング → ピナイサーラの滝 → ヤエヤマセマルハコガメ → 漁港でソーキそば

4月19日
西表の少年 → 西表産イノシシ → 野生のイノシシ → 西表野生生物保護センター → 石垣島

※これはおすすめモデルコースではなく、2024年4月に自分が実際に回った3泊です。

目次

西表島に着いてすぐ、予定になかった由布島へ

西表島に着くと、まずレンタカーを借りました。

3泊とも同じ宿を予約していたので、とりあえず宿の方向へ車を走らせます。

途中、パイナップルの無人販売を発見。

「お、パイナップルあるじゃん」

と思って寄ってみたものの、この日は空っぽ。

売り切れたのか、まだ並んでいなかったのかは分かりません。

ちょっと残念。

そのまま先へ進みました。

「由布島入口」の看板で予定変更

しばらく走っていると、今度は「由布島入口」という看板が目に入ります。

由布島

正直、この時点ではほとんど調べていませんでした。

その場で調べてみると、西表島のすぐ近くにある小さな島で、水牛車に乗って渡れるらしい。

まだ時間もある。

帰りに寄るより、今行った方が効率もいい。

しかも水牛車。

これはちょっと面白そうです。

ということで、予定変更。

そのまま由布島へ向かうことにしました。

道路沿いに立つ「由布島入口」の木製看板
予定になかった由布島へ立ち寄るきっかけになった看板。

ここまで来たら、水牛車に乗らない手はない

乗り場へ着くと、ちょうど由布島から戻ってくる水牛車が見えました。

何台もの水牛車が浅瀬をゆっくり進んできます。

浅瀬を複数の水牛車が由布島へ向かって進む様子
西表島と由布島の間を水牛車で渡る。

三線の音や歌も聞こえてきて、かなり沖縄らしい光景。

竹富島でも水牛を見ましたが、ここは数も違うし、何より近い。

角の立派な大きな水牛を間近で見ると、なかなかの迫力です。

「ここまで来たら、水牛車に乗らない手はないでしょ」

ということで、水牛車に乗り込みました。

海の中を、ゆっくり、ゆっくり。

昔テレビで見た沖縄の水牛車のイメージを思い出しながら、由布島へ向かいます。

こういう移動そのものが観光になるのも面白いですね。

水牛を眺め、ジェラートを食べながら由布島を歩く

由布島では、水浴びをしている水牛を見たり、水牛の始祖「大五郎」の角の展示を見たりしながら島内を散策。

水牛車の車内から見た水牛の背中と浅瀬
由布島の池で水浴びする複数の水牛

花もあちこちに咲いていて、西表の森とはまた違うトロピカルな雰囲気です。

途中でジェラートを発見。

自分はラムレーズンが好きなので、ここでもラムレーズンを含む2種類を選びました。

暑い島を歩いたあとに食べるジェラート。

うまい。

由布島で食べたラムレーズンを含む2種類のジェラート
由布島茶屋のおすすめジェラートが書かれた黒板

少し休憩してから、海岸まで歩いたり、水牛を眺めたりしながら島内をぶらぶら。

そして帰りも水牛車。

予定にはなかった由布島でしたが、これは本当に寄ってよかった。

もちろん料金はかかります。

でも自分としては、お金を出す価値があった体験でした。

今でも、西表島へ行く人には由布島にも立ち寄ってみてほしいと思っています。

夜はBAR Kotobukiへ。宿を出て見つけた小さなバー

由布島から戻ったあと、レンタカーで宿へ向かいます。

途中では、西表島らしくイリオモテヤマネコの像とも一枚。

今回3泊したのは、リゾートイン西表島

個室で、部屋の中にシャワーもあり、自分の部屋だけでほぼ完結できます。

波照間島で泊まったNAMIのように、宿泊者同士で自然にゆんたくが始まるタイプではありません。

一人で落ち着いて過ごすには、かなり快適な宿でした。

「これでは少し物足りない」と、もう一度外へ

初日の夜は、近くのスーパー川満で買ったものを部屋で食べました。

ただ、

「これではちょっと物足りないな」

となりました。

せっかく西表に来た初日の夜。

もう少し何かないかなとネットで探して見つけたのが、BAR Kotobukiでした。

外から見ても、ちょっと気になる雰囲気。

中へ入ってみると、かなり小さなバーです。

BAR Kotobukiのカウンターにボトルが並ぶ店内

カウンターは4席くらいだったと思います。

この日は、自分のほかにイギリス人の男性旅行者が一人。

店主と3人で話しながら飲むことになりました。

ここで飲んだのは、たしか4杯ほど。

カクテル名までは覚えていません。

銅色のマグで出てきた一杯。

パイナップル型の器に入った、デザートのような一杯。

陶器の器で出てきたモヒート。

そして最後は、フローズン系のさっぱりした一杯。

器も出し方も全部違う。

次は何が出てくるんだろう、と飲む前から楽しめる店でした。

パイナップル型の器で提供されたBAR Kotobukiのカクテル
ミントやハーブが添えられたBAR Kotobukiのカクテル

西表のハーブを使ったモヒート

その中でも、一番印象に残っているのがモヒートです。

自分はもともとモヒートが好きなので、お願いして作ってもらいました。

出てきたのは、西表のハーブを使ったモヒート。

ミントだけではない、すごく豊かな香り。

「今まで飲んだモヒートとは別格だな」

と思いました。

モヒートって、見た目はシンプルでも、ちゃんと作ろうと思うと結構手間のかかるカクテルだと思うんです。

だからこそ、作り手の丁寧さも出やすい。

ここまで手の込んだモヒートは、自分は飲んだことがありませんでした。

西表で採れたハーブを使って、その土地で飲む一杯にする。

ソムリエとして難しい分析をするより、自分にはそこが一番面白かった。

香りもしっかりあって、かなり印象に残りました。

店主やイギリス人旅行者とも話しながら、気づけば4杯。

思い切って来てよかった。

また西表島へ行ったら、ここは絶対に行きたい。

初日の夜から、予定していなかった当たりを引きました。

レンタカーで西表島の西側へ。予定を決めすぎない1日

翌朝。

この日はレンタカーで島の西側へ向かいます。

無人販売で見つけた100円の冷凍パイン

途中で、パイナップルの無人販売を発見。

これは前日に空だったところとは、別の無人販売所です。

大きなパイナップルが並んでいました。

ただ、一人旅で一玉はちょっと大きい。

しかも切る道具もない。

どうしようかなと思って横を見ると、冷凍庫があります。

そこに入っていたのが、串に刺したカットパイン。

1本100円。

100円。

安すぎ。

これは即決でした。

無人販売所のパイナップルと「カットパイン1本100円」の表示がある冷凍庫
丸ごとのパインではなく、冷凍庫のカットパインを選んだ。

凍ったパインをアイス代わりに食べながら、そのままドライブ。

こういう小さな出来事も、あとから妙に覚えているんですよね。

星砂の浜でシュノーケリング

その後は、星砂の浜へ。

浅瀬で、小さな子どもを連れた家族も多く遊んでいました。

自分もシュノーケリング。

浅く透明な海と沖に岩礁が見える西表島のビーチ

この旅では宮古島や波照間島でもかなり海に入っています。

それと比べると、このときの星砂の浜は、魚の多さや海中の景色にものすごく感動した、という感じではありませんでした。

ただ、暑い中で海に入るだけでも気持ちいい。

シュノーケリング自体は十分楽しめました。

これはあくまで、自分がこの日に泳いだときの印象です。

白浜港では釣果ゼロ

そのまま西側へ進み、白浜港へ。

ここでは釣りもしてみました。

結果。

何も釣れません。

波照間では狙っていたイシミーバイが釣れたんですけどね。

今回は坊主。

まあ、毎回うまくいくわけではありません。

オープンしたばかりの白浜そばへ

昼は白浜港近くの白浜そばへ。

自分が訪れたのは4月17日。

そのわずか2日前、4月15日にオープンしたばかりの店でした。

店内にはかなり人が入っていた記憶があります。

注文した沖縄そば。

これがかなりおいしかった。

麺もいい。

上にのった大きなソーキもいい。

白浜そばで食べた大きなソーキがのった沖縄そば

西表へまた行ったら、ここももう一度食べたいですね。

その後は、イタリアン系のお店でジェラートを食べたり、その近くの川でまた釣りをしてみたり。

ちなみに、こちらも釣れませんでした。

この日はそんな感じで、あまり予定を決めずにレンタカーで島を回っていました。

ただ、この日のうちに翌日の予定をひとつだけ決めます。

西表へ来てからずっと気になっていたのが、海よりむしろ森やマングローブでした。

「せっかくなら、この中へ実際に入ってみたい」

そう思ってネットで調べ、自分で見つけたのがピナイサーラ方面のカヤックツアーです。

普段、自分はこういうガイドツアーにあまり参加しません。

でも今回は、

「西表ではツアーに入った方が面白そうだな」

と思いました。

ネットで申し込んだものの、その時点ではまだ催行未確定。

ほかの予約者の参加確認などを経て、しばらくして「明日は行けます」と連絡が入りました。

よし。

翌日はカヤックです。

普段ツアーに入らない自分が、ピナイサーラへ

翌朝。

宿までハイエースのような送迎車が迎えに来ました。

ただ、ちょっと気になるのが天気です。

前日の夜はかなりの雨。

朝になっても空はすっきりしません。

「大丈夫かな」

そんなことを思いながらツアーへ向かいました。

今回参加したのは、自分と女性2人。

話しているうちに出身地の話になり、そこでびっくり。

2人とも、自分と同じ岐阜県出身。それも、自分の地元からそれほど離れていない町の出身だったんです。

「え、そこなの?」

という感じで、お互い一気に距離が縮まりました。

地元の話なんかもして、ツアーが始まる前からかなり打ち解けた感じ。

波照間島でも岐阜に縁のある人と何人か出会っていたので、

「また岐阜か」

と、ちょっと笑ってしまいます。

今回申し込んだのは、空風のピナイサーラ方面のカヤックツアー。

この日のガイドさんから、前夜の雨で水かさが増えている可能性があり、状況によっては行けない場所もあると最初に説明を受けました。

そこはもう、ガイドさんの判断に任せます。

マングローブをカヤックで進む

まずはパドルの漕ぎ方を教えてもらいます。

今回、自分はガイドさんと二人乗り。

もう一艇には、岐阜つながりの女性2人。

2人はカヤックにも慣れているようで、前をすいすい進んでいきます。

自分たちもそのあとを追いながら、西表の川を進みました。

周囲にはマングローブと濃い森。

車から見て、

「ジャングルみたいだな」

と思っていた西表の中へ、今度は自分が入っていきます。

黄色いカヤックの先に参加者のカヤックが見える西表島のマングローブの川
前を進む2人が小さく見える、本人お気に入りの一枚。

これが面白い。

海とは、またまったく違う西表です。

しばらくカヤックを漕いだところで上陸。

ここからは歩きです。

カヤックを降りて、森の中へ

トレッキングが始まると、また景色が変わります。

見たことのないような形の木。

大きく張り出した根。

木の幹に集まる、見慣れない生き物。

西表島の森で見た板状に大きく広がる根を持つ木
西表島の森の木の幹に集まっていた黒い生き物

「日本じゃないみたいだな」

そんなことを思いながら歩いていました。

西表は、生態系そのものが面白い。

島へ入ったときに感じた、ほかの沖縄離島とは違う雰囲気が、森へ入るとさらに強くなります。

前夜の雨で水量が増したピナイサーラ

ただ、この日は前夜の雨の影響があります。

途中の川もかなり増水していました。

ガイドさんから、安全面や帰りのことについて説明を受けます。

水量がさらに増えれば、戻ることも難しくなる可能性がある。

そのため、先へ進む場合も上で過ごせる時間は短くなるとのことでした。

状況を確認しながら、みんなで進みます。

そして上から西表の景色を眺めたあと、今度はピナイサーラの滝へ。

ようやく到着。

かなりの水量です。

前夜の雨で水量が増したピナイサーラの滝
ガイドから、通常よりかなり水量が多いと聞いた。

ガイドさんによると、普段よりかなり増えているとのこと。

天気だけ見れば、決してベストコンディションではなかったのかもしれません。

でも、自分は逆でした。

天気は悪かったけど、逆に迫力のある滝を見られてラッキーだった。

そう感じました。

悪天候だったからこそ見られた、あの滝の迫力。

かなり記憶に残っています。

帰りのカヤックで見つけた、小さなシオマネキ

ピナイサーラをあとにして、来た道を戻ります。

帰りも再びカヤック。

行きは初めてのマングローブに気を取られていましたが、帰りは少し余裕も出てきました。

やっぱりカヤック、楽しい。

周りを見ながら進んでいると、マングローブの近くに小さなシオマネキというカニを発見。

大きなハサミを振る姿が、なんだかこちらに「バイバイ」しているみたいでかわいい。

滝の迫力とはまったく違うけれど、こういう小さな生き物を見つけるのも西表の面白さでした。

カヤックを降りた帰り道で、ヤエヤマセマルハコガメ

そのままカヤックで戻って上陸。

カヤックを降り、車へ戻る途中でした。

今度は、見慣れないカメに遭遇します。

ヤエヤマセマルハコガメ。

ガイドが手に持って説明してくれたヤエヤマセマルハコガメ
ツアーの帰り道で見つけ、ガイドさんが説明してくれた。

ガイドさんが手に取って説明してくれました。

西表へ来てから、本当に見慣れない生き物が多い。

「西表の生態系って面白いな」

と、改めて感じます。

車で漁港へ移動。最後は4人でソーキそば

そこから車に乗り、漁港へ移動。

ようやくランチです。

出てきたのは、ガイドさんが用意してくれたソーキそば。

女性2人、自分、そしてガイドさん。

4人で一緒に食べました。

カヤックとトレッキングのあとにガイドが用意してくれたソーキそば

カヤックを漕いで、森を歩いて、滝まで行ったあと。

当然かなり腹も減っています。

うまい。

でも、ただ空腹だったからというだけじゃない。

朝に初めて会った人たちと、半日一緒にカヤックを漕いで、森を歩いて、最後に同じテーブルでそばを食べる。

そこまで含めて、このツアーのいい思い出になりました。

思い切ってツアーに申し込んでよかった

今回、一番感じたのはこれです。

思い切ってガイドツアーに申し込んでよかった。

普段の自分なら、できるだけ一人で動こうとします。

でも、場所によってはガイドに入ってもらった方が、体験が一気に広がる。

今回の西表がまさにそうでした。

一人旅でも、必要だと思ったらツアーに参加する。

自分だけでは行かなかった場所へ行けるし、そこで人とも出会う。

今回も、参加した女性2人との地元の話から始まり、一緒にカヤックを漕いで、森を歩き、最後にはガイドさんも含め4人でそばを食べました。

アクティビティだけではない時間まで含めて、ツアーに入ってよかったと思います。

空風はかなり気に入りました。

また西表へ行くなら、別のツアーにも参加してみたいと思っています。

現在のピナイサーラについて

自分が参加したのは2024年4月です。その後、ピナイサーラを含む一部エリアでは利用人数制限や立入承認の仕組みが導入されています。訪問時は、利用するガイド事業者や竹富町の最新情報を確認してください。

最終日は「西表の少年」で西表産イノシシを食べてみる

翌4月19日。

この日は西表島を離れる日です。

昼は、宮古島で知り合った人から教えてもらっていた西表の少年へ行きました。

メニューを見ていると、気になるものがあります。

期間限定の西表産 猪(カマイ)を使ったロースト丼。

税込1,980円。

イノシシ自体を食べたことはあります。

でも、こんなロースト系の料理は初めて。

しかも写真を見ると、かなり生っぽく見える。

「これ、大丈夫かな」

正直、ちょっとひるみました。

しかも1,980円。

まあまあします。

でも、

「せっかく西表まで来たんだし」

しかも期間限定。

西表産。

こういう言葉には弱いんですよね。

結局、注文しました。

少し勇気を出して頼んだ、西表産イノシシ

運ばれてきた丼を見ると、薄く切られたイノシシがご飯の上に並んでいます。

西表の少年で食べた西表産イノシシのロースト丼

やっぱり、かなり生っぽく見える。

ちょっとドキドキしながら一口。

「あ、普通にうまい」

意外とあっさり。

程よく噛み応えもあります。

イノシシをこういう形で食べる機会は、今後なかなかないでしょうね。

少し勇気を出して頼んでよかった。

西表ならではの一食になりました。

食べ終わった直後、道路に本物のイノシシ

西表の少年を出て、車で移動します。

すると前方に、何かいます。

イノシシ。

本物です。

「いや、今イノシシ食べてきたばっかなんだけど」

思わずそうなります。

さっきまでイノシシの丼を食べていたのに、今度は道路を本物が歩いている。

こんなタイミングあるんですね。

西表、最後までいろいろ起きます。

西表産の猪を使った期間限定ロースト丼のメニュー
西表島の道路を横切る野生のイノシシ
イノシシ料理を食べた直後、車で移動中に現れた。

最後に西表の生態系を知る|西表野生生物保護センター

その後は西表野生生物保護センターへ。

ここではイリオモテヤマネコをはじめ、西表島に暮らすさまざまな生き物について展示されています。

森で実際に見た生き物。

道路に現れたイノシシ。

そして、島の象徴でもあるイリオモテヤマネコ。

3日間いろいろな場所を回った最後に展示を見ると、

「西表って、本当に生き物の島なんだな」

と感じます。

残念ながら、野生のイリオモテヤマネコには会えませんでした。

でも、西表の森を実際に歩き、生き物を見たあとだったので、最後にここへ寄ったのは良かったですね。

西表野生生物保護センターに並ぶ西表島の動物の剥製展示
西表野生生物保護センターに展示されたイリオモテヤマネコの剥製

西表島を離れるフェリーで、最後のサプライズ

レンタカーを返し、石垣島へ戻るフェリーへ。

船内はかなり混んでいました。

パッと見たところ、座れそうなのは前方に一席くらい。

「あそこ空いてるな」

と思って向かいます。

すると、その席のすぐ前に座っていた人に見覚えがあります。

「え?」

もう一度見る。

知ってる人です。

以前からオンラインで何度も話していた知人でした。

思わず声を上げました。

向こうも、

「え?」

という顔。

そりゃそうですよね。

お互い、同じ時期に沖縄の離島を旅していることは知っていました。

でも、細かな日程は聞いていません。

会う約束もしていない。

たまたま同じフェリー。

しかも、混んでいた船内で、たまたま空いていた席へ向かったら、そのすぐ前にいた。

違う席が空いていたら、お互い気づかなかった可能性すらあります。

その場では少し話しただけでしたが、自分には十分でした。

「旅って、本当に分からないな」

と思った瞬間です。

西表島を離れる最後の最後に、この離島旅最大級のサプライズ。

最後まで予想できない旅でした。

西表島は何泊あると楽しめる? 3泊して感じたこと

自分は西表島に3泊しました。

実際に過ごして感じたのは、ツアーに参加するなら、その時間も含めて日程を考えた方がいいということです。

今回参加したのは半日ツアー。

とはいえ、朝に宿まで迎えに来てもらい、カヤックとトレッキングをして、最後に昼食まで食べると、終わったのは14〜15時頃だったと思います。

もちろん、そのあと別の予定を入れることはできます。

でも、その日はやっぱりツアーが旅の中心になる。

だから自分なら、こうしたツアーへ参加する場合は最低でも2泊くらいは欲しいです。

自分には3泊がちょうどよかった

自分の場合は3泊。

そのおかげで、

由布島へ予定外で寄る。

レンタカーで白浜方面まで走る。

シュノーケリングをする。

バーへ行く。

地元の店で食べる。

半日ツアーに参加する。

最後は生態系の施設まで寄る。

と、かなり自由に動けました。

予定をぎっしり入れていたわけではありません。

むしろ、その場で見つけたものを追加していった感じです。

それでも3泊あったことで、時間に追われすぎずに済みました。

だから自分には、3泊がちょうどよかった。

ただし、「西表島は3泊がベスト」という意味ではありません。

どんなツアーへ参加するか。

どこまで島を回りたいか。

由布島へ行くのか。

それによって必要な日数は変わると思います。

海だけではなかった、西表島

波照間島から西表島へ。

同じ八重山なのに、旅の印象はまったく違いました。

波照間で何度も戻ったのはニシ浜。

西表で強く記憶に残ったのは、森、マングローブ、川、滝、そしてそこで出会った生き物たちでした。

もちろん海にも入りました。

でも今回の自分にとって、西表の一番面白かったところはそこではありません。

車から眺めて、

「ジャングルみたいだな」

と思った森の中へ、カヤックと徒歩で実際に入っていく。

普段はあまり利用しないガイドツアーへ、思い切って参加してみる。

予定になかった由布島へ寄る。

夜になってからバーを探してみる。

珍しいイノシシ料理を食べてみる。

そうやって少しずつ動いた結果、最初には想像していなかった3泊になりました。

予定を決めすぎなかったことが、今回の自分にはちょうどよかったんだと思います。

西表島へまた行くなら。

今度は今回行けなかった場所にも行ってみたい。

空風の別のツアーにも参加したい。

BAR Kotobukiにも、もちろんもう一度。

西表島は、一度ではまだ足りない島でした。

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